社会人でバンドを楽しんでるみなさん、こんにちは。
社会人になり、家庭もあると独身の時の違ってまとめて時間を取るのが難しいですよね。
スタジオで合わせるのはライブ前に1、2回。
それで本番というパターンもあると思います。
今私が参加しているバンドもそうです。
それを可能にするには、自宅でいかに自分のパートを仕上げるかがキモになります。
今日はその練習法について書いてみました。
まずは聞きながら全体像を把握するべし
カバー曲を覚える方法は個人差があると思いますが、まずは自分のパートがその曲で何をするべきか、楽器を軽く弾きながら確認していきましょう。
ギターだとリードギター、バッキングの2本、またはそれ以上入っている場合もありますが、バンドで1本しかギターがいない場合は、どちらを弾くべきか取捨選択しながら聞き取りします。
キーボードの場合はピアノの他にホーンやストリングスなどなど、その曲のその部分で一番聞こえてくるフレーズを弾く事になります。
いわば「なんでも屋さん」とでもいいましょうか。
※ちなみにですが、キーボードのこの「なんでも屋さん」というポジションがとても曲者で、昔20代のころに本気で音楽に取り組んできた時にはとても悩まされたものです。
色々な音楽を聞いてきた今、吹っ切れて「ピアニスト」として開き直っています。
そのことについてはまた追々。
曲の構成は完璧に覚えるべし
スタジオで合わせるのに、構成が頭に入っていないと話になりません。
スタジオでは各パートとのバランスを見るために演奏するんであって、構成を確認するために使う時間はモッタイない。
せっかくの貴重なスタジオの時間が無駄になります。
曲を覚えるための家での練習は、曲を鳴らしながら迷うことなく次の展開に入れるようになるまで頭に入れておきましょう。
曲の構成を覚えるコツがある
人によっていろいろあると思いますが、私が覚えやすい方法は、まずは紙にかき出すことです。
横に長い線を引いたら縦に小節の区切り線を入れ、そこにコードやフレーズのメモなどを入れていき、「Aメロ」「Bメロ」「サビ」などの目印を付けていくと整理されて練習するときにも使えます。
今度は紙の横の方にその目印でどのように構成されるか並べていきます。
Aメロ
Bメロ
サビ
Aメロ
Bメロ
Bメロ
サビ
サビ
Cメロ
といった具合です。
まずは全体通して弾けるテンポから
あとは自分のパートを覚えて弾きこなせるかどうかです。
指が付いてこない場合は、最初はゆっくりでいいので確実に弾けるテンポで練習しましょう。
ポイントは、弾けない部分に合わせて全体のテンポを落とすことです。
元のテンポでも弾ける部分があっても、弾けない部分のテンポで練習しましょう。
音楽は、全体を丸ごと通して引けることが重要で、得意な部分と不得意な部分で差があっては流れが崩れてしまいます。
苦手な部分がきたらゆっくり弾く、こんな練習はあまり意味がありません。
ある程度仕上がったらメトロノームで練習することも忘れずに!
まとめ
アマチュアと言えど、こんな地味な練習は必要です。
あくまでも練習は家で。
スタジオはバランスやグルーブを確認するための場所。
個人個人がここまでやっておけばメンバーが集まるスタジオの時間は最小限で済みます。
ライブ前にスタジオリハは1回だけというのも可能です。
社会人だからこそ出来る、効率の良い時間の使い方でアマチュアバンド活動をより楽しくしていきましょう!
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