大人バンカツのみなさん、こんにちは
今日はキーボード以外のパート、ボーカルについて思ったことがありまして、この記事を書いています。
いつもの通り、賛否あるかと思いますが、読んでいただければうれしいです。
ボーカルは簡単なパート?
あなたがもしバンドをやるとするならば、一番簡単に出来そうなのパートはどれだと想像しますか?
歌声で勝負のボーカルでしょうか。
荷物も少ないし、楽器の練習も必要ないし、機材を買う必要もない。
体一つでスタジオに入り、マイクのセッティングだけで準備は終了。
あとは歌うのみ。
…はい。
確かにその通りですね。
これだけ聞くと本当に身軽な、気軽なパートだと思われるでしょうか。
しかし、楽器隊から言わせていただくと、そんな簡単なパートではないんですよ、、、。
ボーカルの本当の役割とは
バンドのボーカルって、本当はそれだけじゃない、もっと重要な役割があると思うんです。
それは、バンドの「顔」であるということ。
集客もボーカル次第?
バンドを見に来てもらったとして、それを聴く人はほとんどが楽器の演奏をしない人なんです。
そういう人が一番耳に入るパートはやはり「ボーカル」。
その声だったり、メロディだったり、言葉です。
他のパートの演奏なんか、はっきり言ってよく分からない人がほとんどです。(異論は認めます笑)
なので、お客さんにはボーカルだけが唯一ちゃんと聞かれているパートだと思っています。
実はそういう重要なパートがボーカルなんです。
そして、歌声だけではありません。
踊ったり、お客さんとコミュニケーションを取ったり、曲の間のMCという重要な役割も担っています。
確かに、MCが苦手でほとんどしゃべらないというボーカルの方も結構います。
そういうバンドは、アマチュアだとビジュアルが良かったり、音楽が支持されているプロのバンドでしょうか。
アマチュアなら、MCでお客さんにアピールするのも大事で、個人的にはそういうことの積み重ねで今後の集客にも大きく影響するのではないかと考えています。
ボーカルは簡単ではない
人によっては歌うことよりも難しいかもしれないMC。
それからステージでのパフォーマンス。
それがかっこよく出来てこそのボーカルです。
一般的には、ボーカルが楽器隊を従えているというイメージを持たれるかもしれませんが、実は逆。
楽器隊がボーカルを選んでいるのです。
楽器隊の納得するようなパフォーマンスが求められます。
それこそボーカル志望者なんて腐るほどいますから、アマチュアだとクビの確率だってとても高いんですよ。
楽器の練習などは必要ありませんが、歌以外の努力も相当に必要です。
ボーカルは「歌うだけの簡単なパート」ではなく、なかなかハードルは低くないことを少しでも知ってもらえたらうれしいです。
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